2014年08月16日

【ビジネス書】 の著者になることはそんなに価値のあることなのか?

【連載コラム】 ビジネス書に対する接し方が変わってしまった! (その1)

 最近、ビジネス書に対する接し方が変わってしまった。このブログも以前は 【現役サラリーマンのためのビジネス書考】 という名前にして、おこがましくも紹介文には

 ビジネス書の著者を夢見る、現役サラリーマン【鳴海寿俊】が書評や仕事術を紹介。本探しやスキルアップにお役に立てれば嬉しいです。なかなか良書に出会えない不満から出版業界への苦言も少々。

・・・なんて書いていた。謙虚さを醸し出しつつも " 上から目線 " な感じで。

 先日出会った 『ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない』(漆原直行 著/マイナビ) という本に衝撃を受けた。そして3つの疑問が湧いてきた。

ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない (マイナビ新書)ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない (マイナビ新書)
漆原 直行

by G-Tools
 ⇒鳴海の紹介記事は こちら 

(疑問1)
ビジネス書の著者になることはそんなに価値のあることなのか?

(疑問2)
このブログで出版業界に対して苦言を呈したところで何か変わるのか?

(疑問3)
そもそもビジネス書を買う価値があるのか?

 まずは1つ目。この問いから考えてみようと思う。

(疑問1)
 ビジネス書の著者になることはそんなに価値のあることなのか?


 私は社会に出てからずっと " 著者 " という肩書きに権威を感じていた(少なくとも、漆原氏の指摘を受ける前までは)。そして、ビジネス書を多読するようになってからは、著者という職業にあこがれを感じるようになり、いつしか具体的な目標として捉えるようになった。それは、ビジネス書を媒体として読者に対して有効な情報を発信することよりも、権威のある " 著者 " というあこがれの肩書きを得たい・・・ そんな意識の方が強かったように思う。

 漆原氏は先に紹介した著書で、「ビジネス書を書きたがる理由」 についてこう述べる。

ビジネス書を書きたがる理由

● 著者の肩書きを持つことで箔をつけ、自分の本業での儲けや宣伝材料にしたい。
名刺代わりに著作を引っさげて、自分が主催するセミナーに読者を誘導したり、著書を教科書代わりに使ったり(もちろん参加者に買わせる)、コンサルティング業の見込み客を読者のなかから発掘したり、など。

● パーソナルブランディングとして著者となり、有名になって、キャリアアップに繋げたい。
自分をブランド化する取り組みの一環として著者の肩書きを活用し、ビジネス関連の評論家・識者といった体でテレビや雑誌に出演・登場したい。さらなる執筆の機会を得て、ビジネス書作家として認められ、成功者の仲間入りをしたい。デキるビジネスパーソンというイメージを醸成して、活動領域を広げたい、など。

*『ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない』(漆原直行 著/マイナビ)
 p134~135より (鳴海の紹介記事は こちら )
ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない (マイナビ新書)ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない (マイナビ新書)
漆原 直行

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 頭をハンマーで殴られたようにガツンと来た。

 まさにこれ。「成功者の仲間入り」、「デキるビジネスパーソンというイメージを醸成」。そうだ、きっとこれがしたかったんだ・・・ " 著者 " という肩書きを得ることによって。実際に悪あがきもしてみたし、 " 著者 " という肩書きを得る一歩手前まで行ったこともある。後悔はしていないが、今は少し違和感を感じ始めている。

 そう、大切なことは「著者という肩書きを得ること」ではなく、本とかwebとかの形式にとらわれず、「読んでくれる人にとって有益な情報を発信すること」なんだ。もともと集客力のあるブログを運営していれば、目にした出版社の方から執筆依頼の声がかかるかも!? なんて甘い期待もしていたこともあったが、順番が違っていた。

(疑問1)
ビジネス書の著者になることはそんなに価値のあることなのか?

(鳴海のこたえ)
「ビジネス書の著者になること」 自体には価値はない。本という形式にとらわれず 「有益な情報を発信すること」 に価値がある!

続きは こちら 

【連載コラム】 ビジネス書に対する接し方が変わってしまった!
 ┣ (その1) 【ビジネス書】 の著者になることはそんなに価値のあることなのか?
 ┣ (その2) 身内批判を恐れない! 出版業界を中から変えてくれそうな勇気ある変革者たち
 ┣ (その3) 本作りに携わる人たちに知って欲しい読者が支払う 【3重のコスト】
 ┣ (その4) これからの【ビジネス書】のあり方とは?
 ┣ (その5) 【ビジネス書】 は買う価値があるのか? 図書館の利用価値は?


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posted by 鳴海寿俊 at 00:00| Comment(0) | 【連載】 ビジネス書との接し方 | 更新情報をチェックする
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