2016年06月11日

間違いやすい筆順の漢字ピックアップ

 日常生活では手書きで文字を書くシチュエーションがめっきり減り、パソコンの変換機能に頼り切りの生活。間違いやすい筆順の漢字をピックアップして、迷ったら確認しようと思う。

 ※鳴海の関連記事⇒ 「漢字を楽しむ」ことと「漢字検定の勉強」の違い

(斜めが先の漢字のなかま)
kanji_migi.jpg

(横棒が先の漢字のなかま)
kanji_hidari.jpg


(その他)
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※「図」はカタカナの【ツ】、「斗」はさんずいに見えなくもないか?

 上記の筆順の番号がふられた文字フォントは、フリーソフト(寄付歓迎) 「KanjiStrokeOrders」 を使用しており、BSDライセンス(著作権・免責の表示さえ行えば、改変・再配布可)のもとで無償で利用できる。詳細については以下をご確認ください。

kanji_copyright01.jpg

※上記の日本語訳については こちら の説明が参考になります。

4385200750漢字筆順ハンドブック―正しくきれいな字を書くための
江守 賢治
三省堂 2012-05

by G-Tools

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ラベル:筆順 漢字
posted by 鳴海寿俊 at 16:30| Comment(0) | 漢字を楽しむ | 更新情報をチェックする

「漢字を楽しむ」ことと「漢字検定の勉強」の違い

 今年の3月に受験した漢字検定で準1級に合格した。

 かなり前から、日常生活では手書きで文字を書くシチュエーションがめっきり減っていた。パソコンの変換機能に頼り切りの生活で、筆順がおろそかになるだけでなく、「垂」や「華」などの横棒の数に自信がなくなり、「科」や「図」の点の向きが分からなくなり、挙句の果てには「業務委託」などと書く際、「託」のつくりの部分を平気で「屯」と書いても気づかなくなっていた・・・

kanken01.jpg

 手書きするシーンは手帳に予定を書き込んだり、仕事でのメモくらい・・・ テキトーにごまかしながら書いていたが、そんな自分が許せずストレスが募っていった。息子が学校で受験していたことも刺激となった。

よし、オレも漢検受けてみよう!
どうせなら、1級合格してやろう!


 そう決意して、漢検の勉強をし始めたのは昨年の6月。まずは1カ月かけて小学校の漢字からやり直した。「右」と「左」の筆順の違いは比較的有名だが、他の類似の漢字の筆順を覚える(思い出す)ことはひと苦労だった。

(斜めが先の漢字のなかま)
kanji_migi.jpg

(横棒が先の漢字のなかま)
kanji_hidari.jpg

 上記の筆順の番号がふられた文字フォントは、フリーソフト(寄付歓迎) 「KanjiStrokeOrders」 を使用しており、BSDライセンス(著作権・免責の表示さえ行えば、改変・再配布可)のもとで無償で利用できる。詳細については以下をご確認いただきたい。

kanji_copyright01.jpg

※上記の日本語訳については こちら の説明が大変参考になる。

 ちなみに、漢検で筆順が問われる問題が出るのは5級(小学校6年生修了程度/常用漢字のうち1006字)まで。しかし書き取りの練習をする上で、やはり正しい筆順を覚えたかったので、こちらの2冊を参照しながら地道に取り組んだ。

 ※ 漢検における各級の出題内容と審査基準は こちら 

小学生のための漢字をおぼえる辞典 漢字筆順ハンドブック―正しくきれいな字を書くための

 初回受験のターゲットは、2級(高校卒業・大学・一般程度/すべての常用漢字2136字)、試験日は4カ月後の2015年10月とした。毎朝早起きしてはノートに書き取りの練習をし、通勤時間は読みや四字熟語の意味を暗記する時間に充てた。2級の勉強は全く苦ではなく、むしろ楽しかった。2級まで出題される部首の問題については少々苦労した。

 例えばこんな感じ・・・

 「丸」の部首名 → 【﹅(てん)】
 「九」の部首名 → 【乙(おつ)】
 「万」の部首名 → 【一(いち)】
 「乃」の部首名 → 【ノ(はらいぼう)】

 かなりマニアックな知識だなと思いながらも、どうせ覚えるなら丸暗記ではなく、部首の意味やなりたちも知りたかった。以下の本は大変読みやすく、漢字の知識を深めることにした。四字熟語も意味の丸暗記ではなく、由来まで調べて理解すると覚えやすかった。

部首ときあかし辞典 漢検 四字熟語辞典 第二版

 そんなこんなで、2級は200点満中188点(155点以上合格)で一発クリア! でもその次の準1級は相当苦労した・・・

 対象漢字は国字などを含む約3000字に増えて、見たことがない漢字をまずはひと通り「見たことがある」というレベルに持っていくことが第一関門。その後、それらを全て覚えなければならないから辛い。当然1級ほどではないが、日常で使わない漢字も多く、「楽しく覚える」ことができた2級と違って、モチベーションを維持するための目標が「合格すること」に代わり、勉強することへの虚しさを感じるようになってしまった。

 2級合格から約4カ月後の2016年3月、冒頭の通り無事に準1級合格を果たすも、点数は200点満点中164点。運よく合格ラインの160点をわずかに超えただけのギリギリ合格であった(果たしてもう一度受けたら合格できるかどうか・・・全く自信がない)。

 その後、1級の勉強に着手するも

対象漢字は約6000字と準1級の倍

に増え、「見たことがない漢字だらけ」の勉強に嫌気が差してしまい、一旦中断。

 芸能界では こんな方々 が漢検に合格しているが、やはり一番すごいのは1級に合格している宮崎美子さん。あの京大芸人の宇治原史規(ロザン)さんですら、1級は合格できなかったそうだからどれだけ難関かお分かりいただけるだろう。

 でもそんな宮崎さんですら、1級は一度落ちている。著書『宮崎美子のスッと漢字が書ける本』には、自作の【自分辞書】についてのこんなエピソードが載っている。

4847019008『Qさま!!』PRESENTS 宮崎美子のスッと漢字が書ける本
宮崎 美子
ワニブックス 2010-04-26

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 というわけで、私はまたまた問題集の勉強と並行して、これまで作ってきた「自分辞書」のさらなるグレードアップに乗り出したのです。(略)

 よく、漢字検定用の問題集には、巻末に級ごとの出題該当漢字が一覧表になって掲載されています。大抵の場合は、部首ごとに整理されています。一般の漢和辞典でも採用されている「部首別索引」のスタイルですね。「自分辞書」の一冊目・二冊目では、このスタイルを踏襲して、部首別に書き写していました。ところが、「部首別」っていうのは、なんとなく私には調べにくいのです。(略)
 
 そこで私は、部首別ではなく、読み方で順序をつけようと思いました。まず、漢字を音・訓読みします。それを五十音順に配列し、ノートに書き写していったわけです。(略)

 こうして、最初のメモ帳から始まって、大きくはっきり書き直し、読みの順番に配列し直して、だんだんと二冊目、三冊目の「自分辞書」が完成していったわけです。最終的に、私は四冊目まで「自分辞書」を作成しました。四冊目はなんとA4判の厚いノート二冊綴じ!重さ954g!

(出典:『宮崎美子のスッと漢字が書ける本』 p58~58)

 他にも「野鴉椿」(ごんずい)という当て字の植物がどのような植物なのか、わざわざ植物園に足を運んで確かめに行ったというエピソード(p30)なども紹介されており、宮崎さんの探求心に感動させられた。

 やはりここまでやらないと1級に受からないのか・・・

 でもそれ位やらないと合格できないというのは、私にも実感として分かる。ちなみに、宮崎さんの「自分辞書」でも試みられている読み方順の漢字配列であるが、今ではこんな本が出されている。きっと1級対象の約6000字をひと通り、読み書きしてみた後の2巡目以降の記憶の定着の段階で、絶大な効果が発揮されるのだろう。

4490108257新しい漢字学習法 漢字音符字典
山本 康喬
東京堂出版 2012-10-25

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 宮崎さんは著書の後半でこんなことを述べている。

 私は1級の試験に一度受かっただけです。もちろん知らない字もたくさんありますし、ホントのことを言うと、試験時点から勉強がストップして、忘れている字もたくさんあります。

 たぶん、今度こそ、「漢字の勉強」と「漢字検定の勉強」のちがいが本当によくわかってくるのでしょう。

 私の漢字学習は、結果的に検定試験のための勉強になってしまいましたが、本来の目的は、漢字力を維持することにあるのだと思います。よく、ダイエットのことを考えます。何度もダイエットを試みては失敗している私が言うのも変ですが、ダイエットの目的は体重を減らすことではなく、減らした体重を維持することにあるのではないでしょうか。漢字も同じでしょう。(略)

 今になって振り返ってみると、勉強をつづけるうえで、私のモチベーションは「悔しさ」だったように思えます。

(出典:『宮崎美子のスッと漢字が書ける本』 p141~142)

 宮崎さんが漢検を受けたきっかけは、『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日) の番組での企画。「漢字の勉強」と「漢字検定の勉強」の違いと宮崎さんは述べているが、やはり最後は1級合格を勝ち取ることが目的になってしまったのだろう。

 私の場合、強制されることなく楽しみながら2級の勉強に取り組めた。でも準1級は何となく、楽しむことができず、宮崎さんと同じように「合格するための勉強」となってしまったように思う。1級の勉強を一旦中断したと書いたが、最近何となく興味がわき出したので、また少しずつ漢字と触れ合う機会を増やしていこうかな・・・ 

 ちなみに著書の最後で宮崎さんは

 え? 「もう一回1級を受けてみる気があるか」 というご質問ですか? 先のことはわかりませんが、それはえ-っと・・・。コメントは差し控えさせて頂きます(笑)。

(出典:『宮崎美子のスッと漢字が書ける本』 p145)

とのこと。私も「1級の勉強を再開するか?」と聞かれたら、私もコメントは差し控えさせて頂きます(笑)

ただ今少しだけ、2級の勉強のときに感じた漢字の面白さみたいなものが思い出されてきて、もう一度味わいたいなと感じ始めている。今、3級の勉強をしている息子が準1級まで追いついて来たら、1級の勉強を一緒にやろうかな・・・ いやその前に準1級をもう一度かな(汗)

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posted by 鳴海寿俊 at 14:48| Comment(0) | 漢字を楽しむ | 更新情報をチェックする

2014年02月01日

人生に 『1勝』 しかできない人も、ここに 『心』 をつければ 『必勝』 となる

 先日、会社の後輩が 「最近、弱音や愚痴ばっかり吐いてダメなんですよ」 と言っていたので、この漢字ネタをホワイトボードに書いて紹介したら、えらく感動してくれて、単純に嬉しかった。

【吐く】
 人間はプラスの言葉もマイナスの言葉も「吐く」ことができる。それ自体は全然悪いことではない。でも漢字の「吐く」という字を見ると、「口」に「+-(プラスマイナス)」と書く。もしマイナスの言葉を控えると「叶う」になる。愚痴を言わなければ夢は叶う。(p195 より)

458413006X漢字幸せ読本
ひすいこたろう&はるねむ
KKベストセラーズ 2007-05-16

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※その他の漢字ネタは こちら で紹介

 実は私もこのネタは大好きだ。今までいろいろな本で「愚痴を吐くと・・・」と正論で真面目に説かれた文章を数多く触れてきたが、なかなか実行に移せずにいた。しかし、このネタを知り初めてしっくりきた気がする。

 先日見たドラマ「TRICK 新作スペシャル3」 。毎回、仲間由紀恵が演じる【山田】と阿部寛が演じる【上田】のやり取りに爆笑してしまうのだが、今回の山田里見(山田の母/野際陽子)が相変わらずの調子で漢字ネタを披露していたので妙に感心してしまった。

「人生に 『1勝』 しかできない人も、ここに 『心』 をつければ 『必勝』 となる」

クヨクヨせずに(縦に " ク " " ヨ " の下に " 心 " を付けると「急」という字になる)「心付け」をよこせというのだ。アホらしいが笑ってしまう。

でも「1勝」+「心」=「必勝」はうまい!
お気に入りの漢字ネタに加えよう。

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ラベル:名言 漢字
posted by 鳴海寿俊 at 00:00| Comment(0) | 漢字を楽しむ | 更新情報をチェックする